歯石が溜まるのはなぜ？
歯石とは、このプラークが放置され石灰化したものです。そして、きちんと歯を磨いていても、歯石は誰のお口にでも形成されてしまいます。もちろん歯磨きが不足している人は余計に溜まりやすくなります。
歯石があるとどうなる？デメリットは？
歯石そのものが虫歯や歯周病の原因になることはありません。
しかし、歯石はプラークが付着しやすい性質を持ちます。プラークが多量に付着すれば、それだけ虫歯・歯周病のリスクが高まります。また、口臭が強くなる原因にもなります。
毎日のセルフケアでも清掃の障害になるものでもありますので、お口の健康を守るためには、定期的な除去が欠かせません。
歯石除去でお口の中をきれいに健康に
歯石を放置したときのデメリットからも分かる通り、歯石は定期的に歯科医院で除去することで、お口の中をきれいに、健康に保つことができます。
歯石除去のメリット
- 虫歯や歯周病の予防になる
- 口臭の予防・軽減になる
- 磨きやすくなり、セルフケアの質が上がる
歯石除去の方法
スケーラーを使って歯肉縁上（歯の見えている部分）の歯石を除去することを「スケーリング」、歯周ポケット内の歯石を除去することを「ルートプレーニング」と呼びます。
また、スケーリングやルートプレーニングで歯石を取っても歯茎の炎症が治まらないというときには、歯茎を切開して歯の根にこびりついた歯石を除去する「フラップオペ」という方法をとることもあります。
PMTC(歯のクリーニング)
ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。
PMTC(歯のクリーニング)例
Case1
歯石除去・歯のクリーニングQ&A
歯石は自分では取れないのでしょうか？
爪楊枝や爪を使うのはもちろん、インターネット等で販売されている“自分で歯石取りをできる道具”などで、ご自身で歯石を取る行為はおすすめいたしません。歯や歯茎が傷つく上、歯石をきれいに取り除くことはほとんど不可能であるためです。
歯石除去は痛くないのですか？
予防のために定期的に行う、歯茎がある程度健康である場合の歯石除去では、通常痛みや出血はほとんどありません。しかし、歯茎で炎症を起こしている場合や長く歯石を放置してしまった場合には、痛みや出血が起こりやすくなります。
痛みがご不安な場合には、表面麻酔や注射麻酔を使用することもできます。
歯石は一度取ってしまえば大丈夫ですか？
歯石はどれだけきれいにセルフケアをしていても、誰でも少しずつ溜まっていきます。
新潟県長岡市の山田歯科クリニックでは定期的に除去することをおすすめしています。
歯石除去や歯のクリーニングはどのぐらいの頻度でするのがいいのでしょうか？
平均としては、3か月に1度程度でしょうか。ただ、炎症が見られる場合や、溜まりやすい場合は、それよりも短い期間で次回のご来院をお願いすることがあります。
